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2019.03.11

3月11日の前夜と、チコちゃんに叱られない知識

こんにちは😃 昨日の夜に「妖怪大戦争」にあった鍼灸指圧師の林です。

今時期で薄々「今年も来るだろうな」と思っていたら、金縛りに遭い「来るか?来るか?キターーーー!いらっしゃいませ こんばんは!」でした。

お寺の近くに引っ越したので、今年はすごいと多少の覚悟はしていましたが、まさに

「妖怪大戦争」ならぬ「夜は林んちで運動会」でした。

部屋の中にいる方々はいいのよ。ずっと階段上り下りしてた方々は もう

近所迷惑だから上がらんしょ!休んでがんしょ!腰かけてがんしょ!(母親譲りの保原弁)

と思ってました。

しょうがないんです、みんな誰かに会いに来たんですから。

8年前のあの日は、一言では表せないほどの事でした。

急に日常を奪われたのは生きてる方も亡くなった方も同じ。

大切な誰かに会いに行く前に、きっと近所に引っ越してきた林を見にきたんだと思います。

今日逢いに行くんでしょうね。 

林も、8年後の翌年から毎年こういう事が起きて、会いたい人に何人かは会えました。

怖いより、嬉しいですよ。

林は絶対地獄に行くので、天国から来た友達だったり、親戚だったりは嬉しいものです。

でも、残念ながら、林はイタコやエクソシストやユタではないです。織田無道でも宜保愛子でもないです。 ただの鍼灸指圧師です。

出て来ても治療しか出来ませんので、そういうお願いは、専門家にお願い致します。

林にはわからない事がいっぱいあります。

こんな事言ったら、チコちゃんに

と叱られてしまいますね。

わかる範囲でお答えはします。

 

今日、患者さんからの質問で

「毛細血管から血を抜いただけで、肩こりが楽になった映像を見た。 なんで楽になったの?」

というものがございました。

お答えしましょう

「悪い血を外に出したから」

悪い血? なんだそれ?

ヨーロッパでは昔、瀉血(しゃけつ)療法というものがありました。

これは、医学専門書にも載ってますし、世界史や美術の補佐的な資料に載ってる事もあります。

要は、

体の悪いやつを血と共に外に出しちゃおう

という医療行為で、当時も今も、はっきりとした医療根拠はないので、やってません。

鍼でも「刺絡」という方法で、瀉血をやります。

理由は「汚れた血を外に出す」「外に出た分の血を新しく作る」「傷ついた部分を自分の力で治す」などがあります。

しかし、鍼は日本の法律上、「わざと出血させる」のは、医師法違反や傷害罪になってしまいます。結構グレーゾーンですが…


じゃあ正規のルートで瀉血をやりたい!体の外に悪いもの出したい!

その方法は

カッピングです。

なんでこんなものが❓

でしょうが あなどるなかれ、カッピング。

ちゃんとした「鍼道具」です。

言い方を変えると「吸い玉」「吸角(すいかく)」「抜罐(ばっかん)」と言います。

林は中国留学で「抜罐」を知ったので、日本に帰ってきてから、そして今の会社に入るまで「抜罐」と呼んでいました。しかもなんとなく外す時が「バッカン。」という感じなので。

とにかく、呼び名なんてどうでもいいんです。

「カッピング」は「体の悪い物質を真空状態にしたもので表面まで浮き上がらせ、外に出しやすくする」

という効果があります。

人工的に痣を作って、痣を血が治して、悪い物質を体外に排出する。そしてどんどん新しい血を作る。

それがカッピングです。

瀉血とは違い、血を出さないので即効性はないものの、体を傷つけて痕を残す事がないというメリットがあります。

何より、これは法律違反じゃありません!

最初は怖いかもしれませんが、一度試す価値ありです!

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